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お客様の声 - 日本生活協同組合連合会様

日本生活協同組合連合会

 【ご担当者】

 管理本部 人材開発部 太田様 齋藤様

【インタビュアー】

 加藤(ライフ・ポートフォリオ)


導入プログラムの概要

内容 ミドル・シニア層向けキャリア研修
実施時期 下期初旬を目安に実施
対象者 50歳以上の職員(60代の再雇用嘱託職員も含む)
対象人数 25名まで

プログラム導入の背景

日本生活協同組合連合会様では、ミドル・シニア向け「キャリア50研修」をご導入いただきました。

研修実施の背景や想い、問題意識を改めてお聞かせください

 

太田さん:

日本生協連(日本生活協同組合連合会)は、全国各地の会員生協が加入している連合会でして、約1500人の職員が在籍している組織です。現在の定年は60歳、再雇用は65歳までという制度において、多くの方が再雇用で働く状況になりつつある中で、ミドル・シニアの活躍支援は日本生協連と会員生協の共通の課題でした。

 

再雇用後も意欲的に働く方がいらっしゃる一方で、新しい事に一歩踏みだすことへのためらいを感じる方もいらっしゃいます。マネジャー層の若返りが進むなか、「多様な働き方」「私らしいキャリア」を実現するために、様々な年齢層に対するキャリア支援を行うこと、ひいてはミドル・シニアの活躍支援を行うことが組織として必要だと感じ、2020年からライフ・ポートフォリオさんの「キャリア50研修」を導入しはじめました。

  

当社プログラムのどのような点が導入の決め手だったか

「キャリア50研修」のご導入にあたって、当社のどんな点を評価いただいたのかお教えください

 

太田さん
太田さん

太田さん:

キャリア研修を導入するにあたり、様々な研修会社の紹介セミナーに参加しました。そのなかの一社だったライフ・ポートフォリオさんの人生100年時代のキャリア研修」という人事向けセミナーに参加したことがきっかけとなり、プログラムに興味を持ちました。

 

実は、企画検討の段階で、50代の職員が多い部署の部長・課長にヒアリングを実施していました。結果、価値観が多様化し、仕事一筋ではなくプライベートもある中で、どのようにしたら活き活きと働き続けられるかを考える機会が必要だと感じたのです。

ライフ・ポートフォリオさんの研修プログラムのうち、時間に着目している「ライフ・ポートフォリオ」や、人生100年時代についてイメージする「超訳ライフシフト」の考え方は、まさに50代・60代の職員が活き活きと働き続けるためのヒントが得られる内容と思い、導入させていただきました。

良い意味で難易度が高すぎず、対象層にフィットした内容であることもポイントの一つです。

 

また、初年度(2020年度)は公募制、以降は上長推薦による指名の方を含めて参加していただいているのですが、指名制・公募制いずれの受講者からも高い満足度を得られたのは、プログラムはもちろんのこと、世代が近い木下先生を講師としてアサインいただけたことも大きな理由だと思います。

受講者に合うプログラムや講師検討について、ヒアリングを丁寧にしていただける点も良いと思います。

評価いただいている点

受講者の反応などの反響(代表的なアンケートコメント等)で印象的なものがあればお教えください

また、ご担当者として印象的な内容がありましたら合わせてご感想をお教えください

 

齋藤さん
齋藤さん

齋藤さん:

事後アンケートの満足度は非常に高く、コメントでは「活力がわいた」「モヤモヤが晴れた」という回答が多く見受けられます。研修の最初は周りを伺うような状況であっても、午後には驚くほど活発な意見交換が行われて、最後にはお互いに頑張りましょうとエールを送り合って解散したグループもありました。

目に見えて表情や発言が前向きに変化した様子を拝見していて、受講者の気持ちと言動の変化に心を動かされました。

 

他にも「キャリアを振り返ることで自分の経験や強みを改めて理解して、同世代同士で刺激し合えたことが良かった/方向性が見つかった」といったコメントがありました。組織として上司との1on1などの取り組みも大切にしていますが、その場とは別に、自己開示できる場を作り出すということの重要性を改めて感じています。

 

太田さん:

自分の中にあった感覚を言語化して共有し、共感を得たことで、研修後すぐに一歩踏み出そうと前向きな気持ちになれるプログラム構成になっている点が良いと思います。

改めて働くことの意義を考える「仕事の4つの段階」など、各コンテンツの切り口も新鮮で、自分の考えを整理しやすい内容になっていると感じます。事前課題含め、受講者に適切なプログラムをご提案いただきました。

 

また今年度は、初年度に受講した方々がリピーターとして二回目の受講をしてくださいました。異動を機に仕事や役割が変化したためもう一度自分を見つめ直したい、との理由からでしたが、研修を自分のキャリアを振り返る機会として捉えていただけていることを実感します。

 

齋藤さん:

もう一つ印象的だったのは、「木下講師と太田さんが若く輝いているのは、学び続けているからなんだということが分かった」というコメントです。講師や職員が憧れを抱かれる対象になるということは、すごいことだと感じました。

講師としての魅力や評価

講師の木下の印象や評価をお聞かせください

 ※講師プロフィール一覧はこちら

齋藤さん:

木下講師の研修を聞いてまず感じたことは「受容と共感力」です。オンライン研修でしたが、受講者の緊張の面持ちが次第に笑顔になっていき、活気が感じられるようになったことに、私たち自身がとても驚きました。木下講師が醸し出す雰囲気は温かく、性別や年齢にかかわらず壁を作らないからこそ、受講者が安心して自己開示できる場を作っていただけたと思います。

 

受講者からは「自慢話に捉えられかねないため、自分のキャリアについては話し難い。だけど、人と共有し合うことで自信を取り戻した」というコメントが多数寄せられました。

研修内では、木下講師が運営するスナック(スナックひきだし)の話題があがり、研修そのものを“自分のキャリアについて活き活きと話すことができるスナックのような場”にしてくださったおかげで、活発な意見交換が繰り広げられていたのだと感じています。

 

 

太田さん:

実際、スナックひきだしに伺った受講者もいます。そのうちの一人は、当時担当していた業務である、月刊誌『CO・OPnavi』(コープナビ)「この人に聴きたい」というコーナーで木下講師のインタビュー記事を連載させていただきました。また、同誌では今年度に木下講師にキャリアプランに関する連載企画も依頼しており、木下講師の魅力と受容力の高さからだと感じます。

※『CO・OPnavi』:全国の生活協同組合(生協、コープ)で働く職員向けの月刊誌

 

また、受講者のなかには福利厚生として提供している「ライフプランセミナー」と勘違いして参加された方もいらっしゃったのですが、期待値が異なる受講者にとっても、有意義な時間となったようです。

当社への期待や要望

当社への期待やご要望をお聞かせください

 

太田さん:

2023年度は対象者の幅を広げ、「キャリア50研修」から「キャリア50・60研修」として実施していただきました。今後も細かな調整に対応していただければと思います。

 

齋藤さん:

これからはダイバーシティー&インクルージョンの時代となりますが、若手社員向けや育児休業復職者向けなど、属性やテーマで切り分けた研修のニーズも存在していると思います。「キャリア50・60研修」の対象層も人によって置かれた状況が全く違ってきています。どのようにセグメントすることでより効果を高められるか、ご経験や最新の動向なども加味しながら、今後もご相談にのっていただきたいと思います。