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『こじれた人』を理解し、ときほぐすために

 : 自分の小さな「箱」から脱出する方法 

【内容紹介】身の周りの人間関係は実はすべて自分が原因で引き起こしている ことに気づかせてくれる。本書を読み進めるうちに家庭や職場での人間関係を深め十分な成果を出せる環境を作る方 法を学べる。全米ビジネス書ベストセラー
【内容紹介】身の周りの人間関係は実はすべて自分が原因で引き起こしている ことに気づかせてくれる。本書を読み進めるうちに家庭や職場での人間関係を深め十分な成果を出せる環境を作る方 法を学べる。全米ビジネス書ベストセラー

 

たくさんの研修を実施して多くの方と接していると、参加者の中には

時おり、程度の差はあれ 『こじれた人』 が、いらっしゃいます。

 私は精一杯がんばってるんです!
 いまのままの私ではダメだと言うんですか?
 では、私が悪いとでも? 私を否定するんですか?

 会社は、上司、部下は、夫は、悪くないんですか?
 こんなにがんばっても、何も変わらないじゃないですか!
 私ががんばってることさえ、認めようとしないじゃないですか!


 もっと他にも、たくさん問題がありますよね?
 先に解決すべき問題は山積みじゃないですか!
 それを放っておいて、私だけを責めるなんて・・・・
 こんなきれいごと言ったって、何も変わらないんですよ!

 

 

・・・心に余裕がなく、過度に防衛的で、他責的・批判的。

 

こういった反応を見せる『こじれた人』は、

なにも女性に限ったものではありません。

 

必死でがんばっているのに、周囲から承認されず傷ついており、

無気力・無力感や諦め、シニカルな態度になる場合もあります。


もしかしたら、日々重たい責任を課せられている管理職の方が、
より強く、『こじれて』いる方が、多い、かも、しれません。

 
そして、日々そんな『こじれた人』の反発や不満、苦情の矢面に立ち
徒労感ややるせなさを抱える人事のご担当者自身が、
時には『こじれた人』に引き込まれそうになる時も、あるのではないでしょうか。


書店に行けば、コミュニケーション論や自己啓発の本が山積みです。

私自身、これまで多くの関連書を読んできましたが、
これほど『こじれた人』のメンタリティや思考様式、はまりがちな罠について
本質的かつ適切に解説している本に出会ったことはありません。

紹介文だけでは、よくある「自分原因説」の精神論の本かと思いますが、
他責思考に陥るメカニズム、それが拡大再生産される過程が
実にシンプルに構造化され、説明されています。

 

本の構成自体は、ストーリー仕立てで読みやすいものになっています。
少し古い本になりますが、ぜひご一読ください。

 

 

■ 自分の小さな「箱」から脱出する方法