「意欲が無い」と非難する前に
    10月31日付で日経新聞のWeb版に掲載された、
    「仕事に意欲的に取り組んでいる人の割合」調査の結果が話題になっています。
    意欲なく仕事嫌いな従業員9割も 世界23万人調査
     ※調査元は米のギャラップ社(世論調査及びリサーチ会社)
    それによると、日本において「仕事に意欲的」な人は7%とか云々。
    
    それも大きな問題ですが、ぜひ注目していただきたいのは、
    この記事の後半にある
    「仕事に意欲的に取り組むために必要な12の条件」。
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    【成果と達成感】
     1 職場で自分が何を期待されているか知っている
     2 仕事を間違いなくこなすための材料や道具をもっている
     3 職場で、毎日、自分が最も得意なことをする機会がある
     4 この1週間に、職場で良い仕事をしたとして認知されたり称賛を受けたりした
    
    【信頼・安心できる関係性】
     5 上司やその他、職場のだれかが、自分のことを
       一人の人として気にかけてくれているようだ
     6 私が進歩していくのを励ましてくれる人が職場にいる
     7 職場で、自分の意見をくんでくれる
     8 会社の使命や目的が、自分の仕事は大切だと感じさせてくれる
     9 同僚たちは質の高い仕事をしようと努力している
     10 職場に仲の良い友人がいる
    
    【自己成長】
     11 過去6カ月の間に、私の仕事が進歩したと職場のだれかに言われた
     12 昨年、仕事で学び成長する機会があった
    
     ※【】の見出しはライフ・ポートフォリオが付記
      ※ 日経新聞の該当記事が削除されたため、以下を参照及び引用
        『これが答えだ!』( 日本経済新聞社刊)
      カート・コフマン&ゲイブリエル・ゴンザレス=モリーナ著
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    仕事で成果を出すことができ、自己成長の実感を持て、
    信頼・安心できる職場であること。
    
    いま、意欲を持てずに働いている人は、
    この鎖のどこが切れているのでしょうか?
    
    この12の条件を見直してみると、自分の/職場の/組織の・・・
改善すべき場所が見えてきそうです。






        
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