~セミナーのご参加者の声
5月29日(水)人事向けのセミナーを行いました。
「女性活躍推進から見えてくる これからのマネジメント」
という大きなテーマ。
ワークショップ形式でディスカッションを多く盛り込みました。
ご参加の皆様の問題意識が高かったおかげもあり、
3時間という短い時間ながら、質の高い議論・気付きの場となったと嬉しく思います。
アンケートでいただいたコメントのうち、一部をご紹介したいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・「部下ひとり一人を深く理解する」というキーワードが最も印象に残った。
・ビジネス重視型(キャリア最優先)を前提としたマネジメントでは、
これからは成果を出していくことができないということが分かりやすく理解できた
・女性の活用が大きな課題である一方、介護やメンタル疾患等、
複数の問題に取り組んでいくため、ひとつひとつの課題を
単独に捉えず対応していきたいと思った
・自分がどんなワークライフバランスなのかを考えることで、
自分がどんな視点で他の女性社員を見ているのか気付いた
・ひとくくりに男性・女性と考えていたが、男性もバランス型が多いのは意外だった
・管理職の視点、特に(男性の持つ無意識の)ダブルスタンダードの話が印象に残った
多くの管理職に気付いてもらい、部下への対応を考えてもらいたいと感じた
・他の人のライフ・ポートフォリオ(仕事時間の量)からだけでは
その人の本来の求めるキャリア観は断定できないと言う事が分かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私がお伝えしたかった点をしっかりと
ご理解いただけたということがアンケートからも分かり、
大変うれしく思っています。
管理職向けの研修では、部下ひとり一人を理解するため
ヒントとしていくつかのタイプを示し、部下の状況・キャリア観の多様化を学んでいきます
ですが、実はいちばん大きなポイントは、そのタイプ理解を通じて
「自分自身の中に存在する、今の働き方への違和感」
に気が付いていただくことです。
今の働き方に感じているしんどさ、違和感、疑問・・・・
そこに気が付けば、おのずと部下の状況への理解・支援の仕方も変わってきます。
女性活躍推進の取り組みは、働き方やキャリアの「常識」を
変えていく取り組みでもあります。
時間のかかることではありますが、
「千里の道も一歩から」
人事の方向けのセミナーを通じて、
その次は、企業内での研修を通じて。
少しずつ、私にできる活動をしていきたいと思います。
コメントをお書きください