『働き方のタイプ診断』に関する二、三のこと

 ~設問設計は 「女性を想定」 しているか?

 

半年前から開発を進めていた「働き方のタイプ診断テスト」
今週ついに、web版をカットオーバーし、サンプル回答も続々集まりつつあります。
 
そんな中で出てきた、回答者からの疑問について
いくつか、ブログ上でお返事してみたいと思います。
 
◇ 質問1.
 『設問内容が女性を意識したもので、
  男性には答えづらいように感じるのだけど・・・』
 
はい、こう感じた男性、手を上げてください。
 
・・・・ライフ・ポートフォリオの思うツボですね(笑)
 
 
診断テストでは、プライベートと仕事との優先順位について
「育児」「介護」「家事」「地域活動」などの側面からも、
いくつかの質問が出されます。
 
一部の男性にとって、「家事と仕事の優先順位」などという問いは
そもそも考えた事もない質問で、戸惑ってしまうようです。
 
ですが・・・・『考えた事もない質問で、戸惑ってしまう』
 
このこと自体が、その方が「仕事/家庭/自分自身」の時間配分について
「疑問の余地なく、仕事がメインという前提で考えていた」
ということではないでしょうか?
 
多くの女性は、この「どれを取るか?」「どこで折り合いをつけるか?」という問いを
常に自分に投げかけながら、キャリアとプライベートを考えています
 
そのことに気がついていただければ、
女性(それは、恋人や奥様だったりします)のキャリア上の悩みも
かなり理解できるのではないかと思います。
 
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◇質問2.
 『設問を見ていると、仕事上、ポジションが高い人が
  かならずしも”ビジネス重視”になるとは限らないのでは?』
 
 
はい。これも実はその通りなのです。
 
むしろ、現段階の仮説としては
”ポジションが上がるにつれ、バランス重視・ライフ重視の比率が増える”
可能性が高いと考えています。
 
ビジネス重視の設問には
 「もっと上のポジションを目指したい」
 「もっと多くの裁量・権限で仕事をしたい」
 「もっと多くの収入を得たい」
といった、”上昇志向”ともいうべき項目があります。
 
 
若い一般社員の方は、この項目は高くなりやすいですね。
 
一方・・・・50代の、例えば部長さんだと、どうなるでしょうか?
 
 『自分もほどほどにがんばって部長になって、こんなところだろう』
 『仕事もしんどいよ。これ以上の責任は勘弁だ』
 『まあ、上を見ればキリがないが、今の暮らし向きには満足してる』
 
そんなミドル~シニアの「ココロの声」
 
年齢が上がるほどに、様々な外的動機づけの要素が満たされ、
より大きな裁量や権限、ステイタス・年収を目指す欲求は薄まりがちです。
 
※報酬やポジションなどの外的動機づけは、ある一定水準を満たすと
 モチベーションを高める効果が弱まります。
 
その結果、年齢が上がり(日本では≒ポジション・年収が上がった)
高い役職にある方が「ライフ重視」になることは、十分あり得るのです。
 
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◇質問3.
 『本当にデキる人は、ビジネス重視なんかに偏らず
  ライフ重視やバランス重視も高そうな気がするけどなぁ・・・』
 
 
はい、これもまた、その通り。 大正解です!!
 
真のハイパフォーマー ・・・・
すなわち、仕事と自分のミッションが重ね合わさり、
「プライベートvs仕事」を越えた、二つの要素が混然一体の境地の方
 
あるいは、高い専門性や能力・知見を持ち、
ある程度、自分で仕事を選べる立場の方
 
そんな方は、「ライフ重視」「バランス重視」の要素も高い値となる・・・。
現段階では、ライフ・ポートフォリオとしてはそう仮説しています。
 
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◇質問4
 『”ほどほどでいいや”というライフ重視の人と
  真のハイパフォーマーでライフ重視の人はどう違うの?』
 
 
大変良い質問です。ありがとうございます。
 
これは、今後集まったデータを分析しながら検証したいと思いますが
各設問の回答傾向で、ある程度見極められると考えています。
 
どこを見るの?どう考えるの?というのは・・・・現段階ではまだ企業秘密です(笑)
 
 
仮説が、真か?否か? はたまたどう結論付けるのか?
については、データが集まった後にまた改めて、皆さまにご報告したいと思います。
 
 
どうぞご期待ください!!
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