女性手帳よりも高校保健の見直しを

 ~キャリアと出産を統合した”新しい性教育”の視点

「女性手帳」なるものを政府が発行を検討と言う事で
そこここで議論が沸騰・・・しているようです。

手帳という手段がいいのか?はかなり疑問を持っていますが
(免許更新時に配布される冊子の行く末と同じになりそうです)
”女性の生殖機能についての啓発”は、非常に重要だと感じています。

私としては、高校の保健の授業のカリキュラムを手直しすれば
それが一番実効性があり、浸透すると考えています。

今の高校の保健で学ぶ「性」と「生殖」は、
あくまで動物としての妊娠のメカニズムを学ぶだけのもの。
妊娠するな・妊娠させるなという意図が強いように感じます。

それに対して、これからの時代に必要なのは、
「キャリアと妊娠を統合して考える」カリキュラムではないでしょうか。

これには2つのポイントあります。

 

ひとつは、「生殖機能の低下」ということを正しく知っておくこと。
 

最低限の知識として、生殖機能の経年劣化とリスクの増大を知っておくことで

キャリアと妊娠・出産について自覚的に計画できるようにすることです。

 

 

もうひとつは、職業経験を積まず出産することのリスクとデメリットを伝えること。

職業人としてスキルセットが不十分では、

いったん家庭に入った場合の再就職のハードルが非常に高くなります。

 

また、世帯年収の減少や、離婚・死別などで母子家庭になった場合の
貧困の可能性が高まるということも忘れてはならないリスクです。

 

企業(多くは大手企業)の女性活躍支援では忘れられがちですが

母子家庭の貧困や、収入を理由とした第二子・第三子の「生み控え」も重要な課題です。

 

高校の保健のカリキュラムを見直すことには、

そんなに大きなお金はかかりません。

それでいて、内容の周知徹底・浸透の威力は絶大です。

 

厚生労働省、文部科学省、経済産業省・・・・

省庁の壁もあるかもしませんが、ぜひ検討していただきたい取り組みです。

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