人事向けセミナー
「女性の健康セミナー」体験会

施策検討のため、本内容を急いで知りたいという場合は、電話またはオンラインミーティング
にてご説明いたします。詳細はお問い合わせください。
「女性の健康課題への取り組み」~企業における必要性と経済効果
”健康経営”というキーワードが注目され、定年延長が視野に入るようになり、従業員の健康的な就業継続の在り方について真剣に取り組む企業が増えてきています。
けれど、乳がんや月経前症候群、不妊といった「女性特有の健康課題」となると、テーマがセンシティブなこともあり、「問題意識はあるものの、なかなか・・・」と具体的な取り組みは進んでいないという企業が多いのが現状です。
乳がんや不妊治療、更年期といった女性特有の健康リスクは、仕事が軌道に乗り組織の基幹的な人材となる30~50代にかけて多く発生するため、男性以上に働き方やキャリア形成、組織の成果に大きな影響を及ぼす傾向があります。
そのため、「女性特有の健康課題」への対応は、「女性活躍」の問題と切っても切れないテーマと位置付けることもできるでしょう。これからの時代、キャリアを積んだ30代以降の女性に、定年まで基幹的な人材として活躍してもらおうと考えるなら、「女性特有の健康課題」への対応は不可欠です。
また、女性特有の健康の問題は、内容がセンシティブなだけに、本人が意を決して上司や人事に切り出した時には「退職」といった決断を済ませている、または、本当の理由を言わないままに退職をしてしまっている・・・ということも少なくありません。同時に、女性にとって、妊娠(不妊)・出産や更年期といったテーマは、働き方やキャリアに大きく影響を与えるにも関わらず、「個人の問題」として放置されてきました。
これらの問題に企業として啓発・サポートを行う姿勢は、女性の就業継続やエンゲージメント向上、問題の早期発見・対応に直結する効果的な施策といえます。
女性自身にも、自身の身体に起きるかもしれないトラブルについて予備知識を持ち、セルフケア・セルフチェックを行ってもらうこと。
同時に、問題が起きた時には会社・上司と連携して、健やかなかたちで就業継続をしてもらう意識を啓発し、それらを受け止める体制と風土を作っていくこと。
この両面は、これからの組織開発・女性活躍には必須の要素となってきます。
本セミナーでは、第一部で企業の人材開発・組織運営の視点から「女性の健康」サポートがいかに必要かつ合理的な施策であるかを整理すると同時に、第二部では、実際に女性向けに行う健康セミナーの内容を体験受講いただけます。
講師の西部氏は、30代で乳がんを発症し闘病・治癒したがんサバイバーであり、その後、不妊治療を経て子どもを授かった不妊治療経験者でもあります。デリケートなテーマだけに「本音や困りごとがわからない」「実態や当人の状況が捕捉/理解できず、対策が立てられない」「当事者への声掛けや距離の取り方に迷う」といった企業人事のご相談を多く受けてきています。
本セミナーでは、実際のケーススタディを用いながら、がん治療・不妊治療の当事者でもあり、多くの働く女性の生の悩みを聞いてきた西部氏との意見交換・質疑応答を通じて、具体的な施策や対応のヒントをお持ち帰りいただけます。
セミナー内容
第一部 企業における「女性の健康課題への取り組み」 ~必要性と経済効果 (約60分)
―サイレント・ダイバーシティとは
―年代ごとの女性の健康課題とキャリア
―女性の健康課題による経済的損失
―女性の健康支援対策の重要性と現状 ~個人/企業/社会の視点から
第二部 「女性の健康セミナー」体験会 (約120分)
―女性のヘルス・リテラシー
―ケーススタディ ~当事者として、支援者として
―具体的支援と環境整備 ~発生前・中・後
―ライフシフト/ソーシャル・キャピタルの視点から
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※本セミナーは企業の人事部門担当者を対象としたものです。
同業の方や一般の方の申し込みは受け付けておりませんので、ご了承くださいませ。
会場へのアクセス
・竹橋駅(東西線) 3b KKRホテル東京玄関前出口より徒歩2分
・神保町駅(三田線・新宿線・半蔵門線) A9出口より徒歩7分
・大手町駅(三田線・千代田線・半蔵門線・丸の内線) C2b出口より徒歩8分
・小川町駅(新宿線・千代田線) B7出口より徒歩8分
・JR神田駅 西口出口・出世不動通りより徒歩12分
すぐに内容を知りたい方へ
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セミナー参加者のご感想
病気という困難に直面した時に「限られた時間内に多くの判断をしなければならない」という状況にハッとしました。職場の中で、そこに適切に寄り添うことができれば、、。
また、その前に打ち明けてもらえるような環境づくりが必要と感じました。
ダイバーシティとして今まで取り組んできたことは、ほんの一部分であったと痛感しました。
サイレントダイバーシティにも目を向けていきたい、いかなければならないと思いました。
社内に浸透させることは難しそうですが、自分が出来ることを小さなことからでも始めていきたいです。
女性の健康問題による経済損失の大きさ、日本人のヘルスリテラシーの低さを考えさせられました。ネックはやはり職場の心理的安全性の不在だということに納得しました。
ケーススタディの話の中で、「知らないことは想像すらできないのだ」と思いました。それが、「ナラティブ」の観点が必要ということだと認識しました。
【研修の実施報告】
先日、当社のお取引先「みずほ証券株式会社様」にて、パートナー企業である
株式会社ライフサカス 西部沙緒里氏による『働く女性のための健康セミナー』が
開催されました。
受講者からは、「定期的に婦人科検診を受けようと思った」
「当事者として、支援者として、自分にできることを考えたい」
「ヘルス・リテラシーを高める行動をしていきたい」
等のコメントが多数寄せられました。
”企業と働き手の本音と信頼をつなぐ”をミッションに掲げている当社としては、
このようなかたちで女性の就業継続の支援を実施することができ、大変光栄に感じております。
今後も様々なかたちで、企業と働き手の相互信頼を構築するためのプログラムを
提供していきたいと思います。
ライフサカス 西部講師の「健康経営/健康支援プログラム」の内容について
興味がある方はお気軽にお問合せページよりご相談ください。
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